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花園大学様 学修環境の向上を可能にした無線LANソリューション

2016年5月13日

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 自ら考え、判断し、行動できる自立した人を育てる「禅的仏教精神による人格の淘冶」という臨済禅のこころを建学の精神に、1949年に実施された新制大学への移行で誕生した花園大学。同大学が力をいれているアクティブ・ラーニングに役立つICT環境を整備し、学生の就学状況が的確に把握できるインフラ整備の一環として無線LANの全学設置を計画。ここで選択されたのが、アルバネットワークス(以下、Aruba)の無線LANソリューションです。

 

 当社は、花園大学様の全学無線LAN構築に際し、お客様のご要望に合わせ、企画設計から工事、システム構築、保守運用サポートまで、Arubaの協力も得トータルにご支援させていただいています。

 

 

お客様のご紹介

花園大学様 学校ロゴ

学校法人花園学園 花園大学

 

設立: 1949年(創立:1872年)

所在地: 京都府京都市中京区西ノ京壺ノ内町8-1

URL: http://www.hanazono.ac.jp/ 

 

インタビューにお答えいただいた方々

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花園大学

学長

丹治 光浩 様

 

花園大学

教授

博士(文化交渉学)

師 茂樹 様

花園大学

情報システムセンター

佐藤 誠 様

 

 

 

概要(ねらい)

 同大学では、建学の精神を具現化するべく、「日本一面倒見の良い大学」「アクティブ・ラーニングの拡充」「地域連携の推進」という3つ課題に取り 組んでおられ、大学の特色を生かした様々な施策がすすめられています。その中心に据えておられるのが、学生の主体性を基本とした学習法として禅の教えにも通じるアクティブ・ラーニングの推進です。

 

可能な限りすべての授業にアクティブ・ラーニングを導入したい

可能な限りすべての授業にアクティブ・ラーニングを導入したいと丹治学長は考えておられます。もちろん、アクティブ・ラーニングにICTが必須なわけではないものの、学生との双方向性を高めながら学生に負担をかけない環境作りが重要だと認識されています。「これまで出席簿の代わりに学生が授業の感想や質問を書くコミュニケーションカードのやり取りを行ってきました。手書きの良さもあるのですが、タイムラグが発生することもあり、もっとレスポンスよくコミュニケーションできる環境を望んでいたのです。」

 

”つぶやき授業”など、ICTを積極的に活用

アクティブ・ラーニングに向けた環境作りについては、授業改善につながるFD(Faculty Development)活動に取り組む師教授(情報システムセンター長)も同様にお考えです。「以前から学生が書き込んだ授業に対するつぶやきをリアルタイムに表示する”つぶやき授業”など、ICTを積極的に活用してきました。ただ、パケット代など学生に対する負担を考慮すると、ICTの環境整備をさらに進めていくべきだと考えたのです。ICTを充実させていくことで、学びの質をたかめていくことができるはず。」

 

統合認証基盤と無線LANでセキュアな環境を構築

情報センター佐藤様からは、無線LANについては、もともと学生サービスの一環として一部に導入していたものの、通信キャリアが提供する無線LANとの環境を避ける意味でも、全学的には展開されていませんでした。しかし、スマートフォンが広く普及し、休講のお知らせをはじめとした学生ポータルへの情報提供などが行われるなか、手軽にネットワークにアクセスできる環境がもとめられており、その過程でデバイスを用いて出欠確認できる授業運営支援ツール「C-learning」の導入が検討され、授業でのアクティブ・ラーニング環境の拡充を目指した無線LAN導入が進められました。以前、教員や学生の一部が無許可でWi-Fi環境を作り、学内ネットワークに影響を与えたケースもありましたので、統合認証基盤によってセキュアな環境を構築しながら、大学としてきちんとした無線LAN環境を整備する決断がくだされたのです。

 
 


このように、ICT環境の強化によって教育環境の向上を目指すことが求められていました。その1つの施策となるのが、ネットワークにアクセスするための無線LAN環境の整備でした。当社はそのご導入に際し、統合認証基盤及びArubaの無線LANソリューションのご提案から構築・サポートまで、ご支援させていただいています。

 

 

導入の背景(決め手)

高密度環境での事前検証と最適なネットワーク設計が決め手に

■導入に至る課題

 

・100人規模が集まる大教室で出席確認を行う際には、短い時間に多くの人が同時アクセスすることも。そんな高密度環境でも安定して利用できるものを。

・無線状況の可視化や設置するアクセスポイント(以下AP)設定変更などにも対応できるような集中管理をしたい。

 

 

■当社提案の採用を決められたポイント

 

・情報センター、教務課、約200名の学生方々に協力をいただき、高密度環境に強いArubaを用いて負荷テストを実施し、安定して通信できることを事前に確認しました。

・Airwaveネットワーク管理を用いれば現場の状況把握が容易にでき、ログ取得によって利用状況から今後の投資に向けた情報も確保できます。

・既存インフラ環境との親和性が高いネットワーク設計をご評価いただきました。

 

システム概要

立体的なAP設計など無線LANを熟知した設計を高く評価

教室や事務局、研究室、図書館、食堂など学生が集う場所はおおよそカバーする形でAruba Instant APが学内全域に95台ほど設置され、授業における出欠確認や主体性をもって授業に臨むためのアクティブ・ラーニングへの応用など、様々な場面で利用されています。また、花園リーダーズプロジェクト(通称HLP)と呼ばれる選抜リーダー養成の活動時にも利用されており、学修支援のために図書館に設置された空間、いわゆるラーニング・コモンズのスペースにも電子黒板やiPadを利用する際のインフラとして無線LANを敷設しています。
予算的な面もあるため、3階に設置されたAPが4階の授業で使うAPをフォローするなど、APの立体的な設置によって全学をカバーしています。実際の使用率については、平日は教職員も含めて500アカウント程度が常時接続されている状態でご利用いただいています。

なお、SSIDは主に1つで、学生、教員、職員という3つの役割に応じてアクセスを詳細に制御しており、Radiusサーバを経由してVLANを分けています。学内ポータルや学内メールなど様々なアプリケーションへの認証を統合的に管理する基盤作りをしました。HLP用のスペースなど一部専用のSSIDを割り当てているほか、ゲストへの解放は必要に応じてその都度SSIDを割り当てる運用です。

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導入効果

SNSなど学内システム利用を加速させながら運用負荷の軽減を実現

無線LAN環境が敷設されたことで、学内システムがこれまで以上に利用されている実感があるとご評価いただいています。

 

情報システムセンター センター長 教授 師 茂樹 様

出欠管理システムが予想以上に浸透し、自身の状況が可視化できるようになりました。学生自身で自己管理するようになったのは、建学の精神に照らし合わせても大きな効果だと考えています。また授業の中で教員と学生の双方向性が高まり、ポータル上にあるSNSの利用率も従来に比べて高まっています。さらに、事前に課題に取り組む際には、ブックマークを含めたメモをスマートフォン内に残しているケースが増えており、自己学習ツールとしてのスマートフォンと授業内で利用するパソコンを上手に使いこなしている場面も見受けられ、Wi-Fiがあるからこそパケット代を気にすることなく授業中でもスマートフォンが活用できる点は大きい。また、統合認証基盤から無線LAN、ネットワーク含めて設計から運用までお願いしていますが、トラブルがほぼないことに満足してます。何かあれば情報システムセンターに一報が入るはずですが、無線LANに関してはまったく連絡がありません。

情報システムセンター 佐藤 誠 様

学内ポータルなども含めた形で統合認証基盤を整備したことで、作業効率は大きく向上しています。集中管理できている無線LANだけに、設定変更なども容易に行うことができるようになりました。

 

 

今後について

敷設した無線LANインフラをフル活用、様々な用途への応用に期待

学長 丹治 光浩 様

授業について学生にアンケートを毎年実施しているが、この場面でも無線LANを活用したい。結果の集計に数か月かかり、中には年度をまたいでフィードバックも容易になるはず。アンケート結果を授業改善や大学改革のためのきっかけにすることも可能です。新たなつかいかたにもぜひ挑戦していきたい。

 

情報システムセンター センター長 教授 師 茂樹 様

学内や授業で動画を見る機会も増えてくることでしょう。動画を用いて多様な学生に教育環境を提供するということだけでなく、コミュニケーションの手段としてのスマートフォンなどを有効活用するための基盤としても、無線LANは重要なインフラになることは間違いありません。また、例えば災害時のWi-Fi開放など地域連携での活用や、教育研究機関の間で無線LANの相互利用を可能にするeduroamへの対応など、新たな用途への活用を検討したい。

 

事例ご紹介資料ダウンロード

花園大学 無線LAN導入 事例紹介パンフ(7MB)

 

 

導入SEから一言

全学のネットワークインフラを担当させていただく当社SEといたしまして、今回の統合認証基盤、全学無線LAN、Wi-Fi環境の構築は、今後の学習、研究には無くてはならない様々なICTツールのインフラとなる大変重要な基盤構築と認識しています。稼働開始から半年経過した現在、利用者数は全学で伸びています。その状況を情報センター様と共に注視し、安定稼働はもちろん、より良い改善プランなど、ご提案していきたいと考えています。 (ネットワーク部 山田 恵一)

花園大学様では、丹治学長様を中心に大胆に大学改革に取り組まれています。そのためのICT基盤としても大いに活用いただけるようご支援していきたいと考えています。

(ソリューション営業部 小林 進吾)

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京都電子計算株式会社

ソリューション事業部

ソリューション営業部

小林 進吾

京都電子計算株式会社

ソリューション事業部

ネットワーク部

山田 恵一

 

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