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ファイルサーバ 見直しませんか?

2011年11月8日

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昨今のデータ肥大化、各種ログ管理、情報漏えい対策など、大容量ディスクへの対応は避けて通れないのが現状です。そこで、「ファイルサーバ」見直しませんか?と題し、最近のファイルサーバ、NAS、仮想マシン共有ストレージなど、「大容量ストレージの導入」、「お薦めストレージ製品」をご紹介いたします。

 

 

ファイルサーバの統合とストレージの種類

ネームサーバサービスやプリントサービスなどのサーバーが提供するサービスの中でもファイル共有サービス(いわゆるファイルサーバ)が一番馴染みの深いサービスかと思います。昨今のデータ肥大化、各種ログ管理、情報漏えい対策など、大容量ディスクへの対応は避けて通れないのが現状です。 そこで、「ファイルサーバ 見直しませんか?」と題し、ストレージ、NASなどの「大容量ストレージ」を中心にした「ファイルサーバの統合」をご提案いたします。

 

なぜ、ファイルサーバの統合が必要なのか?

貴社内でファイルサーバは何台ございますか?部門別のファイルサーバを設置されているなら、部門数分のファイルサーバが存在するということになります。共有ディスク一杯使われている部署もあれば、全体の20~30%しか使われていない部署もあるでしょう。一般的な業務文書データだけでなく、人事や給与、顧客情報などの機密性の高い情報もあると思います。

 

 

同じデータが複数のサーバに存在していて、ディスクのゴミになっていませんか?
アクセス権設定など、一定のセキュリティを保つのに苦労されてませんか?
バックアップを取るのに苦労されてませんか?

すべてのサーバやデータの管理が行き届かなくて、お困りではございませんか?

 

点在するファイルサーバを一元的に管理することは難しく、また、運用も大変です。単純に容量を増やすだけのサーバの更新はせずに、そのタイミングで既存の利用方法や管理方法を見直す「ファイルサーバの統合」をご提案いたします。管理業務を簡易にし、かつ安心に運用ができる大容量ストレージ導入によるファイルサーバの統合で、貴社のネットワークを見直しましょう。

 

ファイルサーバの統合イメージ(NAS構成時)

 

統合イメージ

 

 ※ EMC社 Celerra NX4は旧製品となります。現行製品は VNXe、VNX と名称変更いたしました。

 

大容量ストレージの種類

ファイルサーバを統合する大容量ストレージには、大容量ストレージ自体に専用のOSが搭載されたネットワーク・ストレージ(NAS)と、ホストOS(Windowsサーバなど)に大容量の外付けハードディスクを接続するイメージに近いSAN対応ストレージの2つの種類がございます。

1. ネットワーク・ストレージ(NAS)とは・・・ 

2. SAN対応トレージとは・・・ 

 

ぜひ、ご相談ください。

見直しには多くの労力と知識を必要とします。ストレージを検討される時には、ぜひご相談ください。

 

 

 ネットワーク・ストレージ(NAS)とは・・・

ストレージ本体に専用のOSを搭載し、ファイル共有サービスを専用に行うネットワーク製品です。構成も単純で、WindowsサーバなどのようにOSのセキュリティアップデートも必要ありません。また、高速なネットワーク構成での構築により、高速なアクセスも可能となります。

 

システム構成イメージ

ファイル共有専用サーバとして、クライアントからは通常のファイルサーバと同じように扱えます。

 

 

NAS

 

 

SAN対応ストレージとは・・・

ファイバーチャネルやiSCSIといった専用の接続方式を用い、複数のWindowsサーバやLinuxサーバとSAN(ストレージエリアネットワーク)を構成するストレージをご紹介いたします。この方式では、ファイル共有だけでなく、業務用データベースサーバやサーバー仮想化などで必要な大容量ストレージとしての利用が可能となります。

 

ファイバーチャネルでのストレージ構成例

ファイバーチャネル接続によるストレージ構成イメージです。Windowsサーバにファイバーチャネルボードを追加し、直接ストレージと接続するかもしくは、下図のようなファイバーチャネルスイッチを介して、ストレージと接続します。ファイバーチャネルは最大8Gbpsの転送速度があるため、高速なデータ授受が可能となり、データベース用のストレージやVMwareなどの仮想OS用のストレージなどで利用できます。ファイバーチャネル接続の場合、ケーブル長に制限があるため、同一ラック内もしくは同一サーバルーム内にあるサーバでストレージを共有します。

 

FCストレージ構成例

 

iSCSIでのストレージ構成例

iSCSIでのストレージ接続は、構成イメージ的にはファイバーチャネル接続の場合と同じような接続形態ですが、通常ネットワークで使用するケーブルを使って通信を行うため、中継するスイッチやネットワークなどはLAN用のものと同じです。既設機器の流用も可能です。

iSCSIストレージ構成

 

 お奨めストレージ製品のご紹介

弊社がお奨めするストレージ製品のご紹介です。

 

ネットワーク・ストレージ(NAS)とSAN対応ストレージ お奨め製品

EMC社製 VNXeシリーズ

EMC社製 VNXeシリーズ

  • お奨めするポイント

エントリータイプのユニファイド・ストレージ製品です。専用OSによる高度な機能と容易なパッケージングでファイルサーバ統合をスムーズにサポートします。また、iSCSIインターフェイスも備えており、ファイル共有だけでなく、VMwareなどの仮想OS用共有ストレージでの利用もこの1台で実現できます。

 

詳しい商品の説明は、こちらをご覧ください。

 

ユニファイド・ストレージシステム EMC VNXeシリーズ ご紹介 (当社コンテンツにリンク)

 

※EMC社には、上記製品以外にも多数商品を取りそろえております。ご相談ください。

 

ストレージシステム用語集・ストレージ導入時のポイント整理

ストレージ製品 用語集

ストレージ製品のカタログや紹介文章では、IAサーバではあまり馴染みのない用語が沢山出てきます。簡単な用語集です。


接続形態

  • NAS(NFS、CIFSなど)

正式には、ネットワーク・アタッチド・ストレージといい、略してNAS。IPネットワークに直接接続するストレージ製品のことで、ファイルサーバの統合などで利用される。

 

  • SAN

SAN(ストレージエリアネットワーク)とは、ファイバーチャネルやiSCSIを使用したストレージ専用ネットワーク。1台もしくは複数台のサーバとストレージで構成される。

 

  • ファイバーチャネル

ファイバーチャネルカードとファイバーケーブルを利用したSANの接続形態。パフォーマンス重視のアプリケーションや大規模データベースなど高性能が求められる環境に必要。専用のネットワークで構成されるため、サーバ機器とストレージ間の距離は限定される。

 

  • ファイバーチャネルスイッチ

ファイバーチャネルケーブル専用のスイッチ製品。サーバn台とストレージn台を接続するために必要な専用機器。

 

  • iSCSI

標準Ethernetを利用したSANの接続形態。ファイバーチャネルよりも安価に構成できる。利用するスイッチはネットワークのスイッチが利用可能。

 

 

FCOE(ファイバーチャネルオーバーイーサネット)という新しい規格も実用化されてきました。イーサネット10G対応ネットワーク機器を使用したファイバチャネル接続するため、比較的安価で高速な接続環境が構築できます。

 

ディスクタイプ(ここで紹介する以外にもフラッシュドライブやファイバチャネルなどの高額・上位ディスクもございます。)

  • SAS

一般的に利用されるディスクタイプで高性能。1ドライブあたり600GB程度の容量。仮想マシン共有用などの用途で利用されます。

 

  • SATA

大容量低価格。一般業務のファイルサーバやバックアップ用ディスクとして利用を推奨。1ドライブ2TBまで。
NL-SASと表記される場合もあります。

ドライブ構成

  • RAID

 冗長性を高めるためのディスク構成手法。RAID0、1、5、6などがある。

 

例1:1TBのディスクドライブ20本をRAID0+1で構成すると、各10本ずつを0でストライピングし、1でミラーリングすると、実容量は10TBとなる。

 

例2:1TBのディスクドライブ20本をRAID6で構成すると、20本のうち、2本がパリティドライブとなるため実容量は18TBとなる。実際構成する場合は、10本単位に分け、それぞれ1本をホットスペア用にすると、2本のパリティドライブと合わせて、7TB×2組のドライブ(実容量14TB)となる。

 

ストレージ導入時のポイント整理

利用目的やサービス内容によって、選定するストレージは異なってきます。カタログだけでは理解できないものもあります。まず、ストレージご検討時のチェックポイントを並べてみました。

 

  • 容量(拡張性)

現在のデータ量を元に容量を決定するのは間違いです。ハードウェア更新サイクル(5年)を見越して、必要な容量を見極める必要がございます。それでも容量が足りなくなった場合も想定し、拡張できるハードウェアを選定したいところです。また、搭載するドライブもSASドライブ(容量は少ないが速い。高価)やSATAドライブ(安価。大容量だが遅い)など種類がございます。用途に合わせた機種選定が必要となります。

 

  • 接続形態

iSCSI(比較的安価で容易)、ファイバーチャネル(高価で複雑)といった接続形態がございます。貴社のインフラ環境やご利用目的に合わせた接続形態の選定が必要です。パフォーマンスと価格の兼ね合いのほか、接続距離などの条件なども考慮する必要がございます。

 

  • 冗長化

全社のデータを一元化するということは、無停止で動作することが前提となります。従来のRAID構成による冗長性の確保だけでなく、基盤やインターフェイスの二重化など冗長化構成ができるかどうかも重要なポイントです。

 

  • バックアップ方法

今までのようにDATテープに夜間にバックアップするなど、大容量になればなるほど時間がかかってしまい、運用に合わなくなってきます。ディスクからディスクへバックアップし、それを外部メディアにバックアップするなど、二重、三重の体制が必要です。また、データ内容にもよりますが、スナップショットなどによる世代バックアップなどの機能も必要と考えます。

 

  • 管理が容易であること

Windows AD連携はもとより、専用ツールによる安易な設定ができることやアクセスログなどのツールが充実しているかなど、選定ポイントになります。

 

  • 電源・空調

今まで事務所の片隅に鎮座させておけば良かったファイルサーバですが、今回はそういう訳にはいきません。ハードディスクドライブの塊のような製品です。熱対策、電源対策は必須です。

 

  • サポート性

情報機器の中で一番壊れやすい製品でもあります。しっかりしたサポートが整っているメーカーを選定いただくことが安心安全を確保する大切な条件のひとつになります。

利用目的などで選定するストレージの種類や接続方法が異なってまいります。詳しくは、弊社窓口までご相談ください。

 

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