最終更新日 2023年10月02日

ttl-sonaibu.jpg

「そないぶ」は、全国の地方公共団体向けのLGWAN(総合行政ネットワーク)を介してLGWAN内のバックアップストレージにデータを保管できるLGWAN広域バックアップサービスです。KIPは、1985年から地方公共団体向け住民情報システムを開発・提供しており、2011年の東日本大震災後、データ復元に困窮する多くの地方公共団体ユーザーの状況を目の当りにしたことから、「そないぶ」のサービスを開始しました。

サービス名「そないぶ」は、「そなえる(備える)」+「どらいぶ(HDDドライブ)」+「ないぶ(LGWAN内)」の語呂合わせから名付けました。

サービス概要

「そないぶ」は、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)の認可を受けて「LGWAN-ASPサービス」として提供するバックアップサービスで、オンラインストレージ、ならびに、現行のLGWAN接続環境に変更を加えることなくバックアップの取得、運用管理、データ復元が行える環境を提供します。「そないぶ」のすべての通信はLGWANを経由し、インターネット網やその他のネットワークとは隔離されているので、高度なセキュリティが担保されており、地方公共団体が保有する住民情報などの個人情報も安全に遠隔地に保管できます。ストレージ容量50GBまでを基本料金で利用でき50GB単位で追加可能ですが、重複除外機能を搭載しており保管に必要なストレージ容量を最小化することができます。

システムの運用にあたっては、KIPが長年培ってきた運用管理ノウハウを活かし、高信頼性と高可用性を確保し、ユーザーの立場に立ったサポートサービスを提供します。具体的には、バックエンドシステムは、地震や台風などの自然災害の影響を最小限に抑えられるデータセンターに設置し、単一点での機器故障ではシステムが停止しない冗長構成をとり、万一の機器故障時でも24時間体制で4時間程度での復旧が可能です。また、サポート体制として、メール、FAX、電話で運用のご支援をいたします。

技術概要

お客様にて現在ご使用中のバックアップサーバにエージェントソフトをインストールしていただくことで、管理画面からバックアップ / リストアを制御することができます。バックアップの設定については、お客様にて管理画面を操作いただくことができ、即実行の他にエージェントによる自動実行を設定していただけます。

「そないぶ」は、データ管理基盤に、CommVault Systems社の「Simpana(シンパナ)」とEMC社のユニファイド・ストレージ「VNXeシリーズ」を採用しています。
CommVault Systems社の「Simpana(シンパナ)」は、「データ保護」「アーカイブ」「レプリケーション」「データ解析」などデータ管理に必要な充実した機能をもち、「Simpana」のユーザーインターフェースをベースに、管理画面を地方公共団体向けに最適化しています。また、データ格納先となるEMC社のユニファイド・ストレージ「VNXeシリーズ」の重複データ排除機能で、通信データの削減によるネットワーク帯域幅の節約、バックアップ時間の短縮、ストレージ使用容量の有効活用を実現しています。

Sonaibu_Kousei.jpg

CommVault Simpanaのについて

※CommVault Simpanaの詳細は以下をご参照ください。

http://www.commvault.co.jp/

http://www.networld.co.jp/commvault/

EMC社製 VNXeシリーズについて

※EMC社製 VNXeシリーズの詳細は以下をご参照ください。

http://www.emc.com/ja-jp/storage/vnx.htm

http://www.networld.co.jp/emc/vnxe.htm

ご提供価格

料金体系: 基本プラン バックアップ対象容量50GB 40,000円/月(税別)
ストレージ容量は50GB単位で追加可能  12,000円/月(税別)

サポートサービス: メール、電話にてサポートいたします

LGWAN広域バックアップ「そないぶ」 チラシ

広域バックアップ「そないぶ」チラシをご利用ください(254KB)

tirasi_Sonaibu.jpg

導入実績

45団体以上の市町村役場様にてご利用いただいています。(2016/08現在)

商標・登録商標

記載の社名、製品名、ロゴは、各社の商標または登録商標です。