最終更新日 2014年1月10日
3.11東日本大震災を契機として、災害対策や事業継続、またそれを起因とした節電対策などに備え、事業継続の一端を担う情報システムの早期復旧を目指したバックアップリカバリ対策の構築が進んでいます。従来、システムのバックアップと言えば、システム単位にデータをDATなどのテープ媒体に保存することでシステム障害発生時の対策としてきました。昨今、業務システム環境が仮想化やストレージ利用により大きく変化し、バックアップ手法、リカバリ手法も大きく変化しています。また、より早期復旧させるために様々なソリューションが展開されています。
更新情報
2014年1月10日 【追加】 障害から素早く復旧! SHADOWPROTECT 5
2013年5月10日 【更新】 重複除外バックアップストレージ EMC 「DATA DOMAIN」
バックアップ・リカバリ対策
お客様が提供されるサービスの多様化、それに伴い運用形態も複雑化する中、情報システムを統合的な視点で捉え、バックアップ・リカバリ対策をご検討いただく必要があります。
検討ポイント
背景 ・・・ サーバの仮想化やストレージ導入により、バックアップを取り巻く環境が大きく変化しています。それらに見合ったソリューション選定が必要となっています。
個々のデータをDAT等のメディアにコピーするだけの従来型バックアップではなく、早期復旧を考えたイメージバックアップの採用や運用を軽減するストレージ・レプリケーション機能の活用、短時間でも大容量のデータバックアップを可能にする重複除外機能・圧縮機能の活用など、バックアップの範囲や頻度、リカバリの緊急度に合わせて選定するバックアップ・リカバリソリューションをご検討いただく必要があります。
これらの対象範囲や検討事項のポイントを整理することで、
・ データベースサーバーは「リアルタイム」レプリケーションでなければいけないや、
・ 設定情報を含めたOSは週1回のイメージ・バックアップで良い など、
業務内容や運用、利用状況に合わせたバックアップポリシーを決定し、それを実現できるソフトウェアなどの仕組みを選定し、実装していくことになります。
【備考】 事業継続(BC)には、上記のほか、人員やエリアなども含めたバックアップ・復旧対策を含めます。
当社がお薦めするバックアップ・リカバリソリューション
情報システムのサービス内容が多様化する中、サーバー環境、ネットワーク環境、また運用形態が大きく変化しています。それに合わせ、バックアップ手法も多様化しています。ここでは、当社がお薦めするバックアップ・リカバリソリューション例をご紹介いたします。
当社がお薦めする 対象別バックアップ・リカバリソリューション
業界無比!! バックアップの 最高峰 |
データ重複除外に対応したバックアップ システム |
EMC社 「Avamar」 |
バックアップ専用 ストレージ |
重複排除、圧縮機能で遠隔バックアップに 最適なバックアップ・ストレージ |
EMC社 |
ストレージで実現 するバックアップ |
筐体内レプリケーション、スナップショット、 重複排除を標準装備した新世代ストレージ |
EMC社 「VNXeシリーズ」 |
VMware環境 なら簡単で早い |
サーバー仮想環境の バックアップソリューション |
デルソフトウェア社 「vRanger Pro」 |
シンプルに |
物理サーバの イメージバックアップソリューション |
アクロニス社 「Backup&Recovery 10」 |
高速に |
高速復旧を可能にするバックアップ リカバリ ソリューション |
RUNEXY社 「SHADOW PROTECT」 |
復旧計画の策定支援サービスのご案内
バックアップ・リカバリソリューション選定と合わせて、大切なシステムやデータをバックアップし、万が一サービスが停止したり、データベースが破損した場合に、早期復旧させる復旧計画(リカバリ計画)も大切な要素となります。
当社では、お客様環境を調査し、ご予算や内容に合わせたバックアップ・リカバリソリューションの選定と合わせて、復旧計画の策定をご支援するサービスをご提供いたします。
【バックアップ・リカバリ計画-サンプル】
是非、当社 「復旧計画 策定支援サービス」 をご利用ください。
詳細は、下記当社担当窓口までお問い合わせください。
「遠隔地バックアップ」ソリューション
当社が業務提携する安全性の高い最新設計のデータセンターを利用した「遠隔地バックアップ プラン」をご用意いたしました。お客様のご要望に応じたオプション構成も可能です。ぜひ、ご相談ください。
お客様から、「遠隔地にバックアップデータを保管したい」というご要望が、・・・
かねてより、お客様から「遠隔地にバックアップデータを保管したい」という声をお伺いしていました。さらに、3.11東日本大震災の発生により、ますますそういったご要望をお伺いする機会が増えて参りました。
- とにかくデータを早く遠隔地にも保管したい。
- 即時復旧も考慮したバックアップシステムを考えたい。
- ストレージ集約やサーバ仮想化も併せて考えたい。
- コストはかけられない。 などなど・・・。
そこで、安全性の高い最新設計のIDCデータセンターを利用し、お客様のご要望に合った「遠隔地バックアップ プラン」をご用意したいと考えました。
商標・登録商標
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