最終更新日 2020年01月10日
インターネットにつながっていないPCは、安全・安心なのでしょうか。
ウイルスの感染源は、インターネットやメールだけではありません。
USBメモリや持ち込みPCを通じて、ウイルス感染の脅威にさらされています。
つまり、スタンドアロン/クローズドネットワーク環境のPCにもウイルス感染のリスクがあります。
ここでは、スタンドアロン/クローズドネットワーク環境向けウイルス検索・駆除ツール「Trend Micro Portable Security 2(TMPS2)」をご紹介します。
Trend Micro Portable Security 2(TMPS2)の特長
Trend Micro Portable Security 2(TMPS2)は、USBインターフェースが搭載されている幅広い環境で、手軽にウイルスの検索・駆除を行うことができます。
集中的に管理ができる
管理プログラムに集中管理機能を搭載することで以下の項目を把握、一元管理できます
- 各拠点の検索ログ
- ウイルスパターンファイルや検索ツール設定
- ロックダウン型セキリティ対策ソフト「Trend Micro Safe Lock(別途有償)」のイベントログ
集中的に管理ができる
- LEDによる検索ステータス、結果の通知
LEDによって検索ステータス、結果を3段階で通知することで簡単に状況を確認することができます。
- 管理端末が用意できない場合でも、簡単に検索ツールだけでウイルス検索、駆除、パターンファイルのアップデートができる
管理プログラムを利用しないモードを利用すると、管理用端末を用意する必要がありません。
検索とインターネット接続された任意の端末を用いてパターンファイルのアップデートログの閲覧ができます。
対象端末にはソフトウェアのインストールが不要である
USBメモリ型検索ツールに検索用ソフトウェアを内蔵しています。これにより、検索対象の端末にソフトウェアをインストールすることなく*1ウイルス検索、駆除ができます。
*1ウイルス検索時に、一時的に検索対象端末にドライバおよびローカルHDDにファイルを作成しますが、検索終了後、検索対象端末に当該ドライバおよびファイルは残りません。(USBブート検索を行った際、ログは検索対象端末のローカルハードディスクに作成されます)
使用イメージ
管理プログラム
管理プログラムをインターネット使用可能な管理用端末にインストールすることで、パターンファイルのアップデート、検索ツールの管理、ログの一元管理などが可能となります。
パターンファイルのアップデート
最新のパターンファイルや検索エンジンを管理用端末にダウンロードします。予約アップデートの設定により、定期的なダウンロードも可能です。
検索ツールの管理
管理用端末に登録された各検索ツールに対し、アップデート日時や検索設定及びログを同期した日時が確認できます。また、管理用端末に登録された検索ツールに対し、検索対象フォルダやウイルス検出時の処理、検索除外リストの設定などが可能です。
ログの一元管理
検索ツール側から各拠点の検索ログを管理用端末に送信することで、検索ログを閲覧・管理することができます。Trend Micro Safe LockのイベントログやUSBブート検索(Trend Micro Rescue Disk)による検索ログも閲覧可能です。
Trend Micro Safe Lock (TMSL)との連携
TMSLが導入されたコンピュータを検索ツールで検索した場合、TMSLのイベントログを自動的に収集し、管理用端末に送信することで、検索ログと併せて閲覧が可能です。
検索ツール
USBメモリ型の検索ツールを利用して検索対象の端末のウイルス検索を行い、ウイルスが検出された場合は、設定に応じて駆除・隔離・放置などの処理を行います。検索結果は、検索ツール内に保存されます。
検索対象端末のウイルス検索
検索ツールの検索対象端末に接続し、ウイルス検索及び検索ログの取得を行います。
パターンファイルのアップデート
管理用端末を利用している場合は、登録先の管理用端末から最新のパターンファイルをダウンロードし、管理用端末なしの場合は直接トレンドマイクロのサーバからダウンロードします。
USBブート接続
USBブート検索を利用することにより、検索ツールをブートデバイスとして検索対象端末を起動し、ウイルス検索することができます。
システム要件
ラインアップ
通常ラインアップ
移行ラインアップ(既存ユーザ様向け)
メーカーご紹介
スタンドアロン/クローズドネットワーク環境PCのウイルス対策ツール Trend Micro Portable Security 2(TMPS2)
商標・登録商標
記載の社名、製品名、ロゴは、各社の商標または登録商標です。