最終更新日 2019年12月31日
ICTにおける大きなソリューションの一つとして、EMC社が提供する次世代のバックアップとリカバリのための重複除外バックアップストレージ EMC 「Data Domain」をご紹介します。
IT資産に対する災害対策はお済ですか?
2011年3月11日の東日本大震災を機に事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)と災害復旧計画(DRP:Disaster Recovery Plan)というキーワードは、自然災害も含めた企業・組織にとっての危機管理方策として体系立てられて来ました。
注目の集まる遠隔バックアップの整備とその課題
ITにおけるBCP/DRPにおいて注目されている「遠隔バックアップ」とは、企業や組織内のデータをデータセンターなどに設置したストレージデバイスにレプリケーションやバックアップすることを指します。しかしながら、大容量データ転送に耐えうるWAN回線の維持やデータセンター側に企業内と同じ容量のディスクデバイスを整備するコスト負担など、実際の整備には様々な課題を抱えています。
「遠隔バックアップ」のそうした課題の解決させる手立てとして、EMC社が提供する次世代バックアップとリカバリのためのストレージ・システム 「Data Domain」 をご紹介します。
ご紹介パンフレット
KIP最新ソリューションご案内(別ウィンドウで開きます)
遠隔バックアップを実現する重複排除ストレージ・システム EMC Data Domain(データドメイン)(829KB)
バックアップ、レプリケーション、遠隔バックアップなど、ご関心をお持ちのお客様は、お気軽にお問い合わせください。
既存環境を変えずに導入できる、重複排除ストレージ・システム EMC Data Domain
既存のバックアップ環境は、ファイルサーバや業務データベースサーバ毎にDAT装置などにバックアップしていたり、バックアップを集中管理するためのバックアップサーバが設置していたりします。
EMC社の「Data Domain」は、「個々のサーバのテープドライブやバックアップサーバが保存先に指定しているストレージを置き換える バックアップ専用のストレージ製品」です。
「Data Domain」は、既存のファイルサーバやデータベースサーバの環境を変えることなく、また、すでに導入され使い馴れたバックアップソフトも、そのままご利用頂けます。
Data Domainの優位性
- 強力な重複排除機能と圧縮機能を搭載することで、効果的なデータ容量削減を図ることでコストダウンを実現してます。
- バックアップ処理時間などの関係からやむを得ずバックアップ処理を分散したり、複雑な運用を余儀なくされている場合があります。「Data Domain」に集約することで、運用における悩みから開放されます。
遠隔バックアップに最適なエントリー製品 「 DD2200 」のご案内
EMC Data Domain 「DD2200 」とは
重複除外ストレージ EMC DATA DOMAIN のエントリー製品 「DD2200」。
「EMC Data Domain Replicatiorソフトウェア」が付属しており、DD2200×2台あれば、付属ソフトを追加購入することなく、遠隔レプリケーションが実現できます。
特徴
- 重複排除
重複排除とはバックアップデータの重複部分(冗長データ)を排除し、よりディスクの使用容量を少なくする機能です。
Data Domainはデータバックアップデータをブロックとして認識し、ディスクに保存する前にシステムで重複排除を実行することで、効率的なディスクの使用を実現します。
- 高速性
限られたバックアップ・ウィンドウに対するプレッシャーを軽減しながら、より多くのバックアップをより短時間で実行することができます。
- 遠隔レプリケーション
重複除外し、さらに圧縮したデータのみを暗号化し、WAN回線で送信します。
そのためデータ送信時に必要な帯域幅、時間および回線コストが従来の遠隔レプリケーション方法と比べて、大幅に削減できます。
参考ご提供価格
詳しくは、当社担当窓口までご連絡ください。
製品紹介サイト
http://japan.emc.com/backup-and-recovery/data-domain/data-domain.htm
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商標・商標登録
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※EMC、Data Domain は、EMC Corporationの登録商標または商標です。